結婚式の前撮りで、どんなポーズにしようかな?と先輩花嫁の皆さまが投稿している写真で研究。
研究していく中でよく見かけた前撮り用の小道具が扇子フロップス。
色とりどりに飾っていてとても素敵…。
と、思ったので自分たちの前撮り用に扇子プロップスを作ってみました!
扇子プロップスにどうしても飾り付けたかったのがペーパーファン。
ネットでペーパーファンの作成手順を調べても言葉だけだったりして、ちょっと分かりづらい!
ということで、ペーパーファンの作成手順をメインに、扇子フロップスの作り方を写真付きで共有したいと思います!
これで可愛い扇子プロップスを作成できますよ♡
ところで扇子プロップスとは
扇子プロップスとは、撮影に使うための扇子の小道具です。
そもそも、『プロップス』の意味は映画や劇などで使用する小物のこと。
そういった小物の中でも、撮影時に使用するための道具としてフォトプロップスという単語があります。
そこからさらに細かく分けて『扇子プロップス』が位置付けられています。
扇子プロップスが使用される目的としては主に結婚式の前撮り。
白無垢や色打掛で着飾ったところに、さらに華を追加するのにピッタリな小道具となります。
ちなみに参考程度に・・・私たちが前撮りで撮った実際の写真がこちら☟
ベースの扇子に色付きのものを選んでより華やかなものを作成してみました♪
作ってみたくなりましたか?ではさっそく扇子プロップスの作成方法についてご紹介していきます!
扇子プロップスの要、ペーパーファンのつくり方
これから作成手順を公開する扇子プロップスですが、自分で作るので飾り付けは無限大。
ただし、今回わたしが作成したものはペーパーファンがメインとなります。
そのため、ペーパーファンのつくり方から扇子への取り付け方まで説明していきますね。
画像付きで分かりやすくをモットーに進めていきます!
①用意するもの
用意するもの
- 扇子2本
- 折り紙など
- ボンド
- 両面テープ
- ペーパーカッター
- ハサミ
用意するものは上記のみ。それぞれどういった基準で選べば良いかは下記を参考にしてみてくださいね!
扇子2本
扇子はダイソーなど百均で手ごろなものを用意してください。
作成するときは11月でしたが意外と扇子の在庫はありました。
ちなみに、今回使用している扇子はダイソーで購入しました。
本当は白無地のものを用意する予定でしたが売り切れており赤地と青地にしました。
が、色がついているおかげで余白を感じさせない華のある仕上がりになりました。
無地でも色付きでも、サイズや持ち手も含め好みの扇子を選んでください!!
折り紙など
こちらも、ダイソーで売っている折り紙で十分です。また、折り紙のように正方形である必要もありません。
選ぶポイントとしては、柄・大きさ・質感に注目して選択していただければOK。
「作りたい」と思っているサイズのペーパーファンの直径より小さい紙だと作成することができません。
まぁ基本的に扇子より小さいサイズのペーパーファンを作ると思うので、普通の折り紙で大丈夫です◎
また、折り目の付きづらい質感の紙だと作成するのが難しくなってきます。
柔らかい雰囲気で和を感じられる『和紙』が一番おススメです。
私が作成したものは和紙をメインに、和柄の折り紙でアクセントをつけました!
ボンド
これは、購入した扇子と折り紙等の材質によって使用すべきものが変わってきます。
紙製ならば木工用ボンドなどでもOKです。
今回は綿混素材の扇子を購入したため手芸用ボンドを使用しました。
撮影中も問題なく接着されておりパーツが取れることは一度もありませんでした!
私が検索していた作り方では、グルーガンを使うパターンもありましたが、グルーガンは直ぐに固まってしまうため微調整が非常に難しいです。
そのため、ボンドを使用して作成することをおススメしています!
手芸用ボンド 紙・布・木製品用接着剤 60g 11-510 (メール便可) お正月 クリスマス 年末年始 入園 入学 手芸用 準備用品 毎日21時から3時まで20%OFFクーポン 価格:253円 |
両面テープ
両面テープはペーパーファンの作成途中で使用します。紙同士を貼り付けるだけなので百均で売っている一般的な両面テープで大丈夫です◎
今回はテープ幅10㎜のものを縦半分にカットして使用しました。
もし可能であれば、細めの両面テープを用意するほうが作業効率がアップしますよ。
価格:396円 |
ペーパーカッター
ペーパーカッターは真っすぐに紙を切断するものです。
購入した折り紙や和紙などを好みの幅で真っすぐにカットするため、できれば用意したい道具。
昔は事務用品などで数千~1万円のものしか売っていませんでしたが、今はダイソーで300円で買えちゃいます。
手作業でカッターで切るより断然正確に切断できるので是非購入してくださいね!
ハサミ
これは家にあるハサミでなんら問題ありません。
今回の作成手順で使用したのは両面テープを切るタイミングのみです。
ただ、家にあるハサミの切れ味が悪いようならばこれを機にダイソーで新しいハサミを仕入れてもいいかもしれません。
切り口が綺麗でないと作業しづらくなってしまいます。
ペーパーファンを作成して扇子フロップスを作ろう!写真付き解説
道具を揃えることができたら早速ペーパーファンの作成に取り掛かりましょう!
ちまちまとした作業にはなりますが簡単に作れます。
ちなみに、作業はすべて丁寧にやることを心掛けます。
丁寧にやることで最終的な仕上がりに差がでてきます!
ペーパーファンを作る前に
ペーパーファンを作る前に扇子の下準備をしておきます。
扇子をそのままの状態で装飾してしまうと動いて装飾が外れる恐れがありますのでこの手順は必須です!
手順①
扇子を広げた状態で持ち手の裏側にボンドを満遍なく塗布。
一度塗布したら、扇子を閉じて再度広げて、と内側にも浸透させるように動かしてください。
満遍なく塗布できればできるだけ広げた状態でボンドを乾かしておきましょう!
紙を切断する
手順2
紙を切断する前に、作りたいペーパーファンのサイズを決めておきます。決めたサイズと同じ幅で紙を裁断しましょう。
裁断した紙を等分する
手順3
裁断した紙を等分していきます。今回使用している紙は長方形で縦に長いため3等分にしました。折り紙など縦の長さが十分に無い場合は半分に切ればOK!
ペーパーカッターにセットする前に3等分もしくは半分の折り目をつけてから裁断しましょう。
等分した紙を折り始める
手順4
裁断が終わったら折り始めましょう。まずは四つ折りにしてM字型になるように折ります。
山折り→谷折り→山折りっていう感じですね!
M字に折った紙を折り進める
手順5
M字に折った紙の両端をそれぞれ外側に向けて折ります。折り目は、1辺を3等分する幅で折ります。
ただし、この折り目の幅は好みに合わせて変更しても大丈夫です。3等分では小さい過ぎるようならば1辺の半分に折ればOK。
この幅が細くて折り目が多いほど厚みが薄く繊細なペーパーフラワーが出来上がります。逆に、幅が太くて折り目が少なくなると厚みがあり柄が目立ちやすいペーパーフラワーが出来上がります。
そして最初の折り幅に合わせて、全て折ってしまいます。
ジグザグに折った紙を半分に折る
手順6
均等にジグザグで折り終わったら、折り目を強くつけます。爪でこする必要はありませんが、指でギュギュっと強めに押さえつけてくださいね。
折り目を強くつけたら中央で半分に折ります。折った後はこんな感じです☟全てこの状態にしてください。
両面テープを貼り付ける
手順7
ハリセンのような形にできたら、円形にするためにそれぞれ必要な個所に両面テープを貼り付けていきます。
1つにつき外側1枚、内側1枚を貼り付けます。内側は出来るだけ折り目に近いところに、外側は折り目より2ミリほどはみ出して貼り付けます。
外側の両面テープは『左側に貼る』など固定しないと作成したハリセンをそれぞれ貼り合わせるときに重なる可能性もあるため要注意!
両面テープを剥がしてそれぞれ貼り合わせる
手順8
すべてに両面テープを貼り終えたらそれぞれを貼り合わせていきます。注意点は二つで、①両面テープが被らないように向きに気を付ける、②大きさが若干違う場合は折り目じゃない方(先端)に合わせて貼る、です。
手作りだとどうしても大きさが異なってくるので、その場合は先端に合わせると仕上がりが綺麗に見えます。
逆に、折り目側に合わせてしまうとガタガタに見えることになりますのでご注意ください。貼り合わせた部分をギュッとつまめばペーパーフラワーの完成です!
ペーパーフラワーの作成手順は以上となります!最初の1個目は手こずるかもしれませんが、すぐに作ることに慣れますよ♪
ペーパーフラワーが出来上がったら次は扇子に貼り付けていく必要があります。配置は好みで決めていただくとして、具体的な貼り付け方をご案内しますね。
ペーパーフラワーを扇子に固定するには
ペーパーフラワーが出来上がったらいよいよ扇子に固定していきますよね。私が検索して見かけた方法ではグルーガンを使用するものが多くありました。
実際にグルーガンを使用して貼り付けることを試みましたが、これは難しいとすぐに悟りました。なぜならグルーガンが固まる速度が凄い早いから。
涼しい季節に作業したのも関係するかもしれませんが、グルーガンからグルーを絞り出して10秒も経たないうちに固まっていたと思います。微調整がしたい私には合いませんでした。
そこで私は手芸用ボンドで貼り付ける方法にしました。手芸用ボンドでもガッチリと固定することができるので下記ポイントを参考にしてみてください。
扇子にペーパーフラワーを固定する方法
扇子にペーパーフラワーを固定する方法
ペーパーフラワーを固定する前に、いったん扇子に乗せてみて配置を決めてください。
配置決めをせずに貼ってしまうと変に空間が余ったりします。
配置が決まったら、乗せた状態のまま1つずつ持ち上げてボンドを塗布していきます。
乗せた状態を保つことで、ちょっとのズレも避けることができます。
ボンドを塗布する場所は①ペーパーフラワーの裏側中央、②扇子のペーパーフラワーを乗せたい部分のヒダです。
扇子側にボンドを塗布するときはペーパーフラワーの大きさより少し小さめを意識してくださいね。
また、固定のし始めにはスマホなどちょっとした重しを数分置いておいてください。そうすることでしっかり固定されます。
好みの配置でペーパーファンや他の飾りたいアイテムを付け終わったら完成!
今回わたしはペーパーフラワーのほかに、水引アートと『妻』『夫』の言葉を乗せました。
『妻』『夫』などの言葉を乗せるときはよっぽど筆に自信がない限りは印刷をおススメします。
せっかく可愛く飾り付けても、文字の印象によっては残念な仕上がりになってしまいますからね。
わたしは自分の文字が下手すぎることを自覚していたため即印刷することに決めました(笑)
プリンターが無い方でもコンビニで印刷する方法がありますよ♪
扇子プロップスで素敵な写真を残そう♡
和装で記念撮影する機会ってそう多くはないですよね。
むしろ成人式を除けば結婚式の前撮りぐらいな方も多いのでは?
せっかくキレイに着飾るのだから素敵な写真を残したいですよね。
その助けとなるのが扇子プロップスです。
自分で心を込めて作成した小道具と、愛するパートナーとの写真はとっても思い出深いものになること間違いなし♡
ぜひ作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました🌷
コメント